吉野の風土が生んだ吉野葛
山野に自生するくずはふじの葛根よりでんぷんを採取し12月から4月前後にかけて、全て職人の手作業で精製し、寒晒にて約3ヵ月間自然乾燥させ出来上がったのが吉野本葛です。消化が早く低カロリーで体にやさしい栄養に富んだ自然豊かな商品です。
灘商事は葛(くず)の名の由来となった大和の国吉野で、葛製品製造・販売を致しております。 世界遺産に登録された吉野山をはじめとした山々、清流吉野川等自然に囲まれた吉野より皆様のもとへお届け致します。
吉野葛の原料は山の中に自生するくずは藤の根の中にあります。夏に朝顔の葉に似た藤の葉から葛澱粉が合成されて冬には地下の根の中に蓄えられます。
葛は秋の七草としても有名なマメ科の植物です。根には澱粉を多量に貯蔵しており、そこから葛粉(くずこ)を採取します。「くず」の名は吉野にあります地名の「国栖(くず)」に由来します。国栖は手漉き和紙や割り箸作りなど有名で、葛作りと同じように伝統が息づく村です。
吉野葛は消化が早く、栄養が豊富で低カロリーですので女性の方に特におすすめの体にやさしい食材です。
吉野葛ができるまで
葛根を砕く
くずは藤の根を掘り起こし葛根粉砕機にかけて細かく砕きます。
砕かれた根を寒中の水で洗い、この中の澱粉質が分離され、沈殿した物が粗葛といわれ吉野葛の原料となります。
攪拌(かくはん)
粗葛は楢に入れられ哂場に運び、半切という桶の中にわけて入れられた粗葛は先ずゴミを除かれて次 第に美しくなっていきます。
水に溶かれて沈殿する作用を十数回繰り返し黒い部分や灰色の部分は切り捨てられ最後に純白色の吉野葛となります。
乾燥
他の澱粉質とは異なり非常に粒子が細かい為に凝固しています。
手にさわってもすべすべとした感じで他の澱粉のようにザラザラした感じはありません。半切から上げられた葛は適当な大きさに割り約2ヶ月間室内で乾燥し製品となります。
完成
手間と時間をかけて出来上がった吉野葛。
この白く美しい葛が葛餅や葛きりに生まれ変わります。
吉野葛ギフト・通販
会社概要
社名 | 有限会社 華緑園本舗(カロクエンホンポ) |
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創立 | 昭和57年9月30日 |
代表取締役社長 | 西灘 士朗 |
資本金 | 300万円 |
所在地(営業本部) | 〒638-0821 奈良県吉野郡大淀町下渕226-1 TEL:0747-52-8560 FAX:0747-52-8305 |
営業種目 |
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関連会社 |
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直売店 |
亀久堂 〒638-0801 奈良県吉野郡大淀町芦原5-5 TEL:0747-68-9053 ウェブサイトはこちら |